ソフトバンク、サッカーNFTプラットフォーム「Sorare」に出資!総額600億調達予定

ソフトバンク、フットボールNFT(ノンファンジブルトークン)プラットフォームに投資

ソフトバンクが、フットボールNFTプラットフォーム「Sorare」に出資することがBusiness Insiderの報道で明らかになりました。Sorareへの投資については、5月にも論点となっておりソフトバンクが出資ラウンドを先導する形で総額約600億円の資金調達が見込まれているといいます。投資には英国ベンチャーキャピタルAtomicoの名前も挙がっているということです。

https://twitter.com/SorareHQ/status/1407262727807115267

フットボールNFTプラットフォーム「Sorare」

参照:Sorare

Sorareは2018年にローンチされ、デジタルサッカーカードを通じて誰もが仮想通貨(暗号資産)を流用できる目的で構築されたファンタジーフットボールゲームです。140以上のサッカーチームが登録しているNFTプラットフォームを介して、サッカー選手のデジタルスポーツカードを入手したり、交換したりすることができます。ブロックチェーン技術を起用したNFT(ノンファンジブルトークン)型のコレクタブルカードは、資産価値を証明するだけでなく継続可能な利益を生み出す資産運用メソットしても人気が高まっています。

Sorareには、2018年8月に日本のJ1リーグも参入しました。日本のJリーグはSorareに参加しているサッカーチームの中でアジア圏で2番目の人気を誇っており、欧州に1500万人のファンがいるといわれています。Sorareの利用者は、月単位で顕著な増加を見せており、2019年の年末に3万ドルの売り上げだったのが半年後に55万ドルと実に10倍以上のボリュームとなりました。

仮想通貨(暗号資産)取引所コインチェックがSorareとNFT事業提携

国内大手の仮想通貨取引所コインチェックは、7月2日NFTプラットフォーム「Sorare」と業務提携を結んだと発表しました。仮想通貨取引所コインチェックは今年3月に、NFT運用における手数料(ガス代)のマネージメントの簡潔化のために「Coinchek NFT(β版)」を発表しています。

現在、コインチェックでは「CryptoSpells」「The Sandbox」「NFTトレカ」NFTの取引を実施していますが、国内外で人気を集めているゲームで利用できるキャラクターNFTの取引に向けても連携を進めているところです。また今後もゲーム業界やスポーツ、アニメーションなどの市場でNFT展開を進める企業のパートナー募集も始めました。

https://twitter.com/coincheckjp/status/1410797190448963589

ソフトバンク、暗号資産市場への参入加速!

ソフトバンクのグループ企業ビジョンバンド2号が、かねてから情報が持ち上がっていた英国の金融アプリ「Revolut・レボリュート」に出資したと経済紙Bloombergが伝えています。「Revolut」は2015年にローンチされたデジタル決済アプリで、約1500万人もの顧客を獲得しており、有料会員はUKだけで約8万人を数えます。今年5月より、ビットコイン(BTC)現物出金が可能になり、イーサリアム(ETH)リップル(XRP)などの取り扱いがあるほか、Defi(分散型金融商品)の取り扱いも展開。アプリを経由しての国内送金が可能になりましたが、仮想通貨取り扱いについては現在許可を申請中です。詳しくはこちらの記事を。

7月2日には、ソフトバンクは南米の仮想通貨(暗号資産)取引所Mercado Bitcoin・メルカドビットコインにも出資をしており、ラテンアメリカの仮想通貨市場への大々的な参入となりました。メルカドビットコイン融資についてはこちらの記事を。

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