
ソフトバンク、仮想通貨(暗号資産)取引所メルカド・ビットコインに2億ドル出資!
ソフトバンク、ブラジルの仮想通貨(暗号資産)取引所メルカド・ビットコインに出資
ブラジルの大手仮想通貨取引所であるMercado Bitcoin・メルカドビットコインは、SoftBank Latin America Fundから2億ドル(約222億円)を調達しました。Mercadoの親会社にあたる2TM Groupが7月2日公表しています。この投資により、2TMグループの価値は21億ドルとなり、ソフトバンクにとってはラテンアメリカの仮想通貨(暗号資産)市場への最大の注入となっています。
SoftBank invests $200 million in Brazil’s largest crypto exchange. By: @ninabambysheva https://t.co/HLGgC4FSt8
— Forbes Crypto (@ForbesCrypto) July 3, 2021
中南米大手の仮想通貨(暗号資産)取引所Mercado Bitcoin・メルカドビットコイン
https://twitter.com/MercadoBitcoin/status/1410598919109681152
仮想通貨(暗号資産)取引所メルカド・ビットコインは、2017年時点では約90万人のユーザーでしたが、今年はすでに70万人の新規登録者を数え、合計280万人の顧客を抱えています。これは、ブラジルの証券取引所の個人投資家全体の70%以上に相当し、中南米で2番目に大きな取引所に成長しました。同社は、資金調達により現在500人のチームを700人に増強し、提供サービスの拡充、インフラ向上に注力し、仮想通貨需要の急増に対応したいとしています。
メルカド・ビットコインの親会社2TMは、グループのポートフォリオ全体の拡大も狙っており、デジタルウォレットを提供するMeuBankの買収も予定しています。また、2021年中にラテンアメリカ初のデジタルカストディアンとなるBitrustを立ち上げる計画も進めているようです。
中南米で仮想通貨(暗号資産)採用が拡大
https://twitter.com/CoinMarketCap/status/1409496895026761733
メキシコやアルゼンチンなどを代表に中南米諸国で、仮想通貨(暗号資産)の採用が広がっています。6月エルサルバドルは、ビットコイン(BTC)を法定通貨として承認したため、今年9月7日より正式に使用が決定。また政府が導入する仮想通貨(暗号資産)ウォレット「Chivo」をダウンロードした市民に$30相当のビットコイン(BTC)が付与されると伝えました。
ソフトバンク、英国デジタルバンキングRevolutへ10億ドル資産投資を検討!
ソフトバンクは、UKベースのデジタルバンキングRevolut(レボリュート)に総額で10億ドルの投資の話が持ち上がっていることが明らかになりました。Revolut(レボリュート)は日本にも上陸している金融アプリで、NFCタッチ決済対応のVisaデビットカードにリンクするほか、10円から金や銀の投資ができる次世代型のデジタル決済アプリ。アプリ登録ユーザー同士は、送金が無料でリアルタイムに実施できるのが特徴です。また非接触型、スワイプ、オンライン決済などの機能設定が可能であり、特定の支払い方法を停止するなどのセキュリティ管理にも重点が置かれています。
Revolutは、2015年より仮想通貨(暗号資産)取り扱いを開始し、UKを中心としたヨーロッパ諸国では、株式取引、仮想通貨の売買、銀行証券、保険取引、貴金属などのサービスがすでに展開されています。日本では、証券や仮想通貨(暗号資産)サービスへの導入に向けて申請が進められている段階のようです。
Revolut in talks with SoftBank about funding at £21bn valuation https://t.co/e0emN7jMME
— Sky News (@SkyNews) July 3, 2021