仮想通貨取引所コインチェック、「Coinchek IEO」サービス開始!

仮想通貨取引所コインチェック、7月1日より「Coinchek IEO」スタート!

仮想通貨取引所コインチェックが、5月31日に告知していたIEO(Initial Exchange Offering・イニシャルエクスチェンジオファリング)のサービスを7月1日より開始します。最初に公開されるIEOは、ブロックチェーン関連企業のNFTブロックチェーンネットワーク「Palette・パレット」で使用するPalette Token(PLT)です。IEOによる資金調達は、今回のコインチェックが日本初となります。

参照:Coincheck

Palette Token販売概要の詳細

発行者:株式会社Hashpalette
発行トークン:Palette Token(PLT)
総発行枚数:1,000,000,000 枚
販売総数:230,000,000 枚(総発行枚数の[23]%)
販売価格:4.05円/PLT
払込通貨:日本円

IEO・イニシャルエクスチェンジオファリングとは?

ブロックチェーン基盤のプロジェクトで使用するユティリティ・トークンを仮想通貨取引所が先行して販売する資金調達方法です。この方法では、一般公開される前のトークンを低価格で購入できるため、仮想通貨(暗号資産)市場でも人気が高まっています。2017年に一時人気が沸騰したICO(Initial Coin Offering)が比較に挙げられますが、ICOはパブリックチェーン上で実施され、プロジェクトを運営する企業などいわゆる発行元が主体です。一方でIEOは、取り扱いをする仮想通貨取引所が管理するため、かならず上場され、投資家にとってリスクが少ないというメリットがあります。

NFT(ノンファンジブルトークン)特化プラットフォーム「Palette」

「Palette・パレット」は、アニメ、スポーツ、音楽などといったエンターテーメントコンテンツをNFT(ノンファンジブルトークン)で発行、取引を可能ににするブロックチェーンネットワークです。今年3月にブロックチェーン企業4社、HoubiやOKコインといった暗号資産取引所3社、東証一部上場2社の提携により、テストネット運営を開始しました。Paletteで発行するNFTは、クロスチェーン対応になっており、イーサリアム(ETH)などを含む3つのチェーンと相互に流通することが可能となります。

ユーティリティトークン「PLT」は、Paletteにおける運営報酬、スマートコントラクトの発行手数料(GAS)の支払い、NFT売買の決済などで使用します。NFT発行者は、コンテンツホルダーとしてネットワークのガバナンスに参加することができます。

参照:PR TIMES

 

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