Facebookフェイスブック、投げ銭機能によるストリーミング収益が可能に!

Facebookフェイスブック、ストリーミング機能追加!

ソーシャルメディア大手Facebookは、6月21日ライブストリーミングやポッドキャストを開設できる音声型ソーシャル機能を追加しました。オーディオ型のソーシャル機能「Live Audio Rooms」は、ライブでオーディオコンテンツを発信する機能で、いわゆるClubhouseやTwitterSpaceなどと同様のファンクションを備えています。

「Live Audio Rooms」の管理者は、モデレーターやグループメンバーなどを指定することができるほか、公開あるいは非公開でのグループを構成することもできます。公開グループでは、グループメンバー訪問者すべてが視聴可能になり、非公開はメンバーの実が視聴できる仕組みです。スピーカーに追加できるのは最大50人までに限定されていますが、リスナーに上限はありません。

フェイスブック「Live Audio Rooms」、投げ銭機能「Star」

参照:Facebook

オーディオストリーミング機能「Live Audio Rooms」では、投げ銭「Star」を利用して寄付ができます。視聴しているストリーミングが「Star」の寄付を有効にしている場合、コメント欄に「!」と数字を記入してスターを送信します。会話中にスターを追加でアプリから購入することも可能です。配信中にスターを購入することで、配信側から認知をされやすくなるというメリットがあります。1スターは$0.01(約1.1円)に換算され、参加グループに報酬として加算されるシステムです。

Facebookライブストリーミング機能、夏までにさらに拡大!

フェイスブックの「Live Audio Rooms」は現在米国のiOSユーザー向けにサービスを提供しています。公式ページでは、今年の夏をめどに、キャプションや、ポッドキャストのショートクリップのシェア機能などの追加を計画していると伝えています。また今後、インタラクティブ機能やパーソナライズされた機能を活用して、ポッドキャストを中心としたよりユニークなソーシャル体験を展開していきたいと言及しています。

Facebook仮想通貨Diemディエム(旧リブラ/Libra)の発行間近?

2年前にFacebookが提案した独自仮想通貨(暗号資産)Libraプロジェクトは、当初スイスを拠点にイギリスの1スターリングポンドに相当する金貨にペグすることで使用できる暗号資産コインを発行予定でした。しかし、金融エコシステムを混乱させるという懸念からプロジェクト進捗の停滞を余技なくされていました。同行はその後、仮想通貨の名称をLibraからDiemに変更したほか、米ドルと連動させる決済システムとしての採用を進めているようです。

Financial Reviewの報告によると、Diem開発者に近しい関係者の話では、今後6か月以内に発行が予定されているといいます。Diemは「支払いシステム」で使用され、ユーザーはNobiという新しいアプリを通じてDiemを送ることができるようになるようです。またフェイスブックのアプリ(InstagramやWhatsappなど)も、将来的にDiemでの決済をサポートし、顧客の需要に応じて、Diemは小売店に導入される可能性があるだろうと予測しています。

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