イーロン・マスク、テスラの仮想通貨ビットコイン(BTC)取引再開を示唆!

テスラCEOイーロン・マスク氏、ビットコイン(BTC)取り扱いを再開! 

テスラCEOイーロン・マスク氏が、自身のツイッターで「マイナーによる合理的な(~50%)クリーンエネルギーの使用が確認され、将来的にプラスの傾向が見られれば、テスラはビットコインの取引を再開するでしょう」というコメントをツイートしました。

これは、仮想通貨メディアのCointelegraphが6月13日に報じた内容「マスク氏は、南アフリカの資産運用会社SygniaのCEO、Magda Wierzycka氏が、ビットコイン価格に関するマスク氏のツイートが「市場操作」であり、米国証券取引委員会(SEC)による調査の対象に値する」とした意見に反論するものでした。

テスラのビットコイン(BTC)取り扱いについて

テスラは、今年2月に15億ドル相当のビットコインを購入したと発表しました。同時に、テスラ社の決済方法にビットコイン(BTC)支払いを追加することも明らかにしています。ビットコインの購入に関しては、仮想通貨(暗号資産)の流動性を高める効果のためと説明されています。

https://twitter.com/jchatterleyCNN/status/1358790601852993539

今年5月になって、テスラ社はビットコイン(BTC)のマイニングによる化石燃料、特にエミッションが困難な石炭使用の懸念からビットコイン(BTC)での支払いを停止すると発表しました。イーロン・マスク氏のツイートでは、「仮想通貨は多様なレベルで良いアイデアであり将来に期待が持てると約束します。しかしそれによる環境破壊はあってはなりません。」と言及しています。

ビットコイン・マイニング協議会、イーロン・マスク氏の役職はない!

MicroStrategy Inc. 最高経営責任者のMichael Saylorは、この協議会の設立に協力し事実上の発足を果たしました。この協会設立については、5月後半に開催されたCindeskのWebカンファレンス「Consensus」で言及しています。6月11日、改めてビットコイン・マイニング協議会の公式発表があり、ウェブサイトも公開されました。

ビットコイン・マイニング協議会のWebページによると、マイケル・セイラー氏は ファシリテーターとビットコインサポーターとして、協議会の主要メンバー の一人であるとしています。一方、イーロン・マスク氏は、北米のブロックチェーン関連企業らと行われた電話会議に参加し、ビットコインマイニングについて議論を交わしました。マイケル・セーラー氏からは、マスク氏は本協議会の創立には関与していないと説明されています。

ビットコイン(BTC)のマイニングにおける電気使用量は1年で2倍に

参照:University of Cambridge

イーロン・マスク氏も自身のツイートで指摘をしていますが、ケンブリッジ大学の「Cambridge Bitcoin Electricity Consumption Index・ケンブリッジ・ビットコイン電力消費指数」によれば2021年5月10日のデータで上限消費量は510.67TWh、推定消費量が141.28TWhでいずれも2020年と比較して2倍以上の消費となっています。

参照:日経XTECH

2021年1月までの世界の国別による電気消費量の比較では、ビットコイン(BTC)は全体の27位でした。この時点で世界の電気総消費量の0.62%がビットコインのマイニングによってしめられているという統計が出ています。

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