マイクロストラテジーCEO Michael Saylor、Bitcoin Mining Council設立について言及!

マイクロストラテジーCEOマイケル・セイラー、Coindeskカンファレンススピーカーで出演

5月24日から27日までウェブで開催されている仮想通貨情報サイト「Coindesk」のカンファレンスConsensusに、マイクロストラテジーCEOのマイケル・セイラー氏がスピーカーとして出演しました。同氏は、テスラCEOのイーロン・マスク氏も関与した「Bitcoin Mining Council・ビットコインマイニング協議会」について言及しています。

このツイートの中では、同協議会に関し未公開の合意のもとに進められているとする一部の批判に対し、会合が開かれたのは世界中の人が知り得るため、秘密ではないとしたコメントで誤解を払拭。協議会では、イローン・マスク氏と多くのマイナーらが参加の上、課題への取り組みやデータの公表についてなど継続的な運営と取り組みについての詳細が話し合われたと説明しています。

ビットコインマイニング協議会の設立

5月25日、マイクロストラテジーCEOのマイケル・セイラー氏とテスラCEOイーロン・マスク氏は、アメリカの主要なビットコインマイニング企業らと会合を開き、ビットコイン(BTC)マイニングに関しエネルギー活用の透明性とグローバルなESGへの取り組みを促進するための「Bitcoin Mining Council・ビットコインマイニング協議会」を設立することに合意したと述べています。

この会合には、アルゴス・ブロックチェーン、ブロックキャップ、ギャラクシーデジタル、ハイブブロックチェーン、ハット8、マラソンデジタル、ライオット・ブロックチェーンなどマイニング業界の先駆者たちが参加しました。

※ESG:「環境・社会・ガバナンス」を中心とした投資戦略。企業におけるサステナビリティ(持続可能性)を表す略語。

テスラのイローン・マスク氏は、「北米のビットコイン・マイナーと話をした。彼らは、現行と計画中の再生可能エネルギー使用量を公表すること、ワールドワイドのマイナーに同様の条件を求めることを約束した。潜在的に有望だ。」とコメントしました。

イーロン・マスク氏、ビットコインが非分散型だと批判!

ビットコイン(BTC)についてイーロン・マスク氏は、分散型ではなく非常に集約された中央集権であると指摘しています。このツイートでは、新疆ウイグル自治区にある一つのマイニング拠点が浸水したことでハッシュレートの35%が低下した事実から、「これが分散化ですか?」と問いかけました。

テスラ、ビットコイン(BTC)決済停止でビットコイン最大54%暴落!

テスラは、5月13日テスラの決済で使用可能になっていたビットコイン(BTC)の停止を表明しました。イーロン・マスク氏のツイッターによれば、「ビットコインのマイニングや取引に化石燃料の使用の急速な増加を懸念しており、環境に負担はかけられません。マイニングがより持続可能なエネルギーに移行したら、ビットコイン(BTC)を再開します。また、ビットコインのエネルギー/取引の1%未満で済む他の暗号通貨も検討しています」と説明しています。

テスラは、一時15億ドル相当に達したビットコイン(BTC)を所有しており、このアナウンスメントの後売却するとした懸念により、5月16日には3か月振りとなる4万ドル前半まで値段が暴落しました。5月27日時点でのビットコイン(BTC)は、3万8000ドルあたりにあり、最大約54%の下落となっています。

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