リップル社、エジプト国立銀行がアラブ金融サービスと提携でRippleNet導入!

リップル社のRippleNet、アラブ金融サービスLuLuが導入!

エンタープライズ向けのクロスボーダープラットフォームRippleNetに参加しているエジプトの国立銀行(NBE)が、アラブ首長国連邦(UAE)の金融サービスプロバイダーLuLu International Exchange(LuLu Financial Group)と連動することで、アラブからエジプトへの国際送金が可能になったと発表しました。

エジプトは、UAEを含む湾岸諸国に多くの移民系の小民族グループが存在し、2020年だけで240億ドルの送金があったといいます。送金額でみる順位では、インド、中国、メキシコ、フィリピンに次ぐ世界のトップ5に位置しています。

エジプト国立銀行は2020年2月、リップルネットと提携を開始。エジプトの大手銀行がブロックチェーン技術を採用したのは、同行が最初で、LuLuとの決済経路が構築されたことで、信頼性とコストパフォーマンスの高い国際送金が実現したと伝えています。

コロナの影響は、国際送金にも波及!

参照:World Bank Group

ワールドバンクグループが発表したコロナ過における国際送金での地域別のコストについてのレポートがあります。(※エジプトはMENA=Middle East and North Africa/中東・南アフリカに含まれます。)2019年からのコスト推移をみると、ほかの地域が比較的平坦であるのに比べ、MENA地域では確実に数字が増加しているのが分かります。2020年のQ3時点で、200米ドルを送金するのに7.5%(15ドル)がかかるため、実質は185ドルが送金額です。

代表的な国際送金サービス企業の調査では、アメリカの送金大手Money Gramのデジタル送金が2020年Q2時点で過去の106%に増加。また老舗国際送金Western Unionで50%利用者が伸びたことがわかっています。

参照:World Bank Group

上記参照のグラフは、左側が中東・北アフリカ地域における送金の上位受取人の総額を示しています。受け取り額のトップが、エジプトとアラブ連邦で、2020年が総額240億ドル(約2兆6,100億円)を計上しました。このレポートでは、エジプトが通過移民や帰還移民の経過ポイントになっている関係で、コロナの影響により100万人以上が足止め状態にあると解説しています。

リップルネット、MENA地域の金融インフラを強化

南アジア・MENA地域担当マネージング・ディレクターのNavin Gupta氏は、「今日、お金を素早く、確実に、安価に送受信する能力は、これまで以上に大きな役割を果たしています。」と言及。

リップル社は「NBE社およびLuLu Exchange社と提携することで、MENA地域の金融インフラを強化し、エジプトのコミュニティに摩擦のないクロスボーダー・ペイメント体験を提供できることを誇りに思う」と声明でコメントしました。

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