
ビットコイン(BTC)暴落!大量売りはコインベース上場が原因?
ビットコイン(BTC)15%の暴落に!
参照:CoinmarketCap
ビットコイン(BTC)は、64,869ドルの記録を達成した後の日曜日に、15%もの急落を記録しました。執筆時点(19日8時40分)では、ビットコイン(BTC)は、56,419ドルとなっています。24時間でみる価格推移では、最低が52,829ドルで最高値が61,057ドルと記録されています。
ビットコイン(BTC)の暴落の原因はコインベースの上場?
WATCH: #Bitcoin, the world’s biggest #cryptocurrency, plunged as much as 15% just days after reaching a record. Ether, Binance Coin, XRP and Cardano also dropped, while Dogecoin, the token that started as a joke, bucked the trend https://t.co/sbNjiNgybf via @BloombergTV pic.twitter.com/e7H36ROc87
— Bloomberg Crypto (@crypto) April 18, 2021
Bloombergは、ビットコイン(BTC)の暴落の原因に関し、ビットコインだけでなくイーサリアム(ETH)も2000ドルを一時割るなどして、仮想通貨(暗号資産)全体に価格の降下傾向となったことを指摘しています。この背景には、一部で米国財務省がマネーロンダリングに関する調査に着手するとの未確認情報がながれたことも関与していると推測しました。現在当局は、報道各社の質問に対し回答はだしていません。
また14日にナスダックに上場したCoinbaseですが、終値に基づく時価総額が約860億ドル(約9兆4000億円)と推定されており、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)やナスダックを大幅に上回る規模となっています。フォーチュンの調べでは、上場時の時価総額としては民泊エアビーアンドビーやFacebookなどにつづく米国史上5位以内に位置付けていると報告しています。
トルコ、仮想通貨(暗号資産)決済を禁止!
仮想通貨ニュースコインデスクの報道によれば、16日トルコで仮想通貨(暗号資産)での支払いが禁止されたことにもビットコインの下落の原因があると指摘しています。トルコの中央銀行は、損失や取引リスクの懸念から仮想通貨の購入禁止を発表しました。その直後金曜日の時点でビットコイン価格は4%下落しています。
Turkey bans crypto payments and Bitcoin feels the pain https://t.co/Qj3pAzGJYE pic.twitter.com/qZrjrW31xF
— Al Jazeera News (@AJENews) April 16, 2021
ビットコイン(BTC)が暴落するも、XRP、ドッジコインは上昇?
ビットコインが14日以降、価格の降下を始める一方で、XRPは一時$1.8まで上昇しました。ドッジコイン(DOGE)は、14日$0.10あたりを示していましたが、17日に最高$0.434まで上昇したのち19日午前10時の時点で、$0.31となっています。
ドッジコイン(DOGE)は、ビットコインを真似たパロディから生まれたコインで、アメリカの2チャンネルと呼ばれているコミュニティプラットフォームから誕生しました。ドッジコインを世に知らしめたのが2014年に開催された冬季ソチオリンピック。当時資金不足で困っていたボブスレーのジャマイカチームに、ドッジコインによる寄付で、出場を支援したことで有名になりました。