
SBIグループ、運用型信託免許取得!仮想通貨(暗号資産)市場拡大か?
SBIグループ「FXクリアリング信託」運用型信託免許
SBIホールディングス株式会社傘下にある「FXクリアリング信託株式会社」が、3月9日付けで運用型信託の業務免許を取得したと発表しました。自社Webページのプレスリリースでは、近年の信託に絡んだ多様なニーズに対応するためや運用手段の高度化を推進するための免許取得であると言及しています。
FXクリアリング信託株式会社の運用型信託業免許の取得及び商号変更について[SBIホールディングス] https://t.co/8Od97rEgOO
— 北尾吉孝 (@yoshitaka_kitao) March 9, 2021
FXクリアリング信託、「SBIクリアリング信託株式会社」へ社名変更
SBIグループのFXクリアリング信託は、運用型信託の免許取得に伴い社名も「SBIクリアリング信託株式会社」へ変更することを報告しました。商号の正式な運用開始は2021年4月9日が予定となっており、これまで管理型信託として登録されていた同社は、免許取得により仮想通貨(暗号資産)運用分野への拡大の狙いがあると日本経済新聞が報じています。
SBI証券、日本初の暗号資産「ビットコインレバレッジトラッカー」提供
株式会社SBI証券は、2021年2月に日本では初の試みとなる「ビットコインレバレッジトラッカー」を提供する予定があると発表しました。プレスリリースによると、個人投資家向けの保証システムeワラント(ビットコイン先物リンク債)の専用口座からビットコインのレバレッジ5倍あるいは3倍トラッカーを利用することができるようになるというサービスです。
参照:PRTIMES
「ビットコインレバレッジトラッカー」のメリット
●ビットコイン相場を対象に個人投資家向けに企画された信託商品である
●レバレッジによる最大損失は元金のみ
●ビットコイン投資に1万円から参画できる手軽さ
●ビットコイン先物投資のためハッキングのリスクがない
●証券口座を所有するだけでビットコイン投資に参画できる
日銀、デジタル通貨発行に向けて本格的な実験開始!
参照:NHK
先ごろ、日銀がかねてから計画のあったデジタル通貨の実験に着手するという意向を示しているとNHKが伝えました。報道によると、中国が進めているデジタル人民元を筆頭に世界の中央銀行がデジタル通貨発行に向けて進捗を図る中で、日本も国際的な環境に足並みをそろえるべく、実験の本格的な着手が求められたとしています。日銀はデジタル通貨の発行に関して、現時点では発行の計画はないとしているものの、2021年春から1年間を目安に具体的な実験による大1段階実験により、実用性への可能性を分析したいと言及しました。SBIホールディングスら暗号資産運用企業によって、大きな進展となりそうな動向といえます。