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ビットコイン（BTC）5万ドル越え！連日の高値更新で10万ドルも？

ビットコイン（BTC）高値更新！5万ドル超えに

ビットコイン（BTC）のこのところの高値更新は連日つづいており、17日ニューヨークで5万２千ドルを突破してからも右肩あがりの高値が続いています。経済誌のBloombergのまとめによると、ビットコイン（BTC）の価格はニューヨーク時間16日の時点で、過去最高値となる5万ドルを超え、その後7.7％の高値となる5万2300ドルに到達しました。日本時間18日午前の時点で、52354.07ドルを示しており、今後も高値を更新するとみられています。

ビットコイン（BTC）に何が起こっているのか？

ビットコイン（BTC）の史上最高値を受けて、米CNBCがいまビットコインに何が起こっているのかというタイトルで、ビットコイン（BTC）をとりまく市場環境についてレポートしています。

ビットコイン（BTC）価格が上昇している理由の1つに、富豪の投資家たちが資産価値を見出しているという変化を挙げています。ブロックチェーンデータ解析のGlassnodeの調べでは、ビットコインの時価総額95%が少なくとも１つ以上のビットコインを保有するウォレットに保管されているというデータが明らかになったそうです。ビットコインの投資家は代表的なところで、1981年に設立したデュケインキャピタルの前会長兼社長スタンレー・フリーマン・ドラッケンミラー氏や 1980年コネチカット州に本社を置く資産運用会社ヘッジファンドTudor Investment Corporationの創設者ポール・チューダー・ジョーンズ氏などの名前が上がりました。さらに、決済端末のSqure、デジタル決済PayPalなどが仮想通貨での決済を追加するなど市場が拡大していることも指摘しています。

ビットコイン（BTC）の特性は、一部の決済プラットフォームが通貨として買い物や決済手段として起用するほかに、石油やゴールドのように投資商品としての価値を付帯していることです。ブロックチェーン分析のChainalysisによると、2017年から2020年の間に、購入された180％のビットコインは仮想通貨取引所からウォレットに移動し、保管されていると報告しています。大手金融JPMorganは、金のようにロングでは14万ドル以上の価格をつけるであろうとの予測するなど、資産としての認識が高くなっていることを指摘しました。

ビットコイン（BTC）価格はどうなる？

Fundstrat GlobalAdvisorsのマネージングパートナーおよびリサーチ責任者であるThomas Lee氏は、ビットコイン（BTC）がなぜその価値を認められているのかという理由について触れました。ビットコイン（BTC）は、過去12年間に10兆ドルのトランザクションを行っています。その中で、ビットコインブロックチェーンを使用した誤ったエントリや不正なトランザクションは1件も検出されていません。一方で同じ期間に、銀行取引の約7〜8％が不正として検出されたと指摘しました。

またビットコインがマイニングできる上限は2100万BTCで、すでに1800万BTC以上が発行されているため2140年には発行量がゼロになるよう設計されています。さらにアメリカの規制を見ると、商品先物取引委員会（CFTC）は、ビットコインを商品として説明。アメリカ国税庁（IRS）は財産と認識しており、証券取引委員会（SEC）は、ビットコインは証券ではないという見解を示しながらも暗号通貨全体はを証券と見なす姿勢を示しています。

ビットコイン（BTC）に多額の投資をしている投資家の多くはアメリカに存在しています。そのため、アメリカ時間で買いが起こり、アジア時間ではマイニングとトレードが行われるというのが傾向となっています。トーマス氏は、ビットコイン（BTC）の特質が資産としての安全性を高め、ゴールドと同じようなロングによる投資へと形を変えていると分析します。JPMorganやGalaxy Digitalの創設者Mike Novogratz氏、スカイブリッジキャピタルのアンソニースカラムチ氏など多くのトップが、ビットコイン（BTC）は今後10万ドルに達するであろうと予測しています。

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