ブロックチェーンでコロナ対策、国際航空運送協会(IATA)がパスポート発行!

ブロックチェーンテクノロジーベース、コロナ対策パスポート!

世界の航空会社が加盟する航空運輸関連の業界団体である国際航空運送協会(IATA)が、ブロックチェーンベースのコロナ認証パスポートの開発を進めていることがわかりました。この認証システムは「トラベルパス」と呼ばれ、渡航者が航空機関を使用あるいは国境を超える場合に認証テストのデータを共有するために設置されます。

トラベルパスポート、2月にも試験へ

モバイルアプリとして開発が進められている「トラベルパス」は、現在パイロット試験中で、早ければ2021年3月までにiOSストアとAndroidストアで利用できるようになるようです。アプリには渡航者による事前のコロナ検査、ワクチン接種の有無が記録されるため、渡航者のコロナ感染対策とともに、検疫による拘束や対応の迅速化も図れると期待されています。

トラベルパスポートの採用と渡航関連について

IATAのウェブページでは、渡航に関する疑問についても回答が記載されています。

Q:予防接種を受けていない場合、旅行は禁止されますか?
A:政府が旅行の予防接種を義務付けている場合、航空会社はそれに準拠し、IATAトラベルパスがそれらを支援します。

Q:スマートフォンを持っていない場合はどうなりますか?
A:紙ベースの代替品があります。スマートフォン所持しない家族のために、業界のワーキンググループによるシームレスで効果的なプロセスも模索中です。

ブロックチェーンベースコロナ対策アプリ「トラベルパス」フロー

ブロックチェーンベースの「トラベルパス」は、Lab App 、トラベルパスアプリ、航空機関や検疫の3か所の連携で稼働します。Lab Appに記録された検査結果や各機関の規則に沿ったデータが保管されており、渡航者の個人情報でコロナ感染テストとデータを得ることができます。トラベルアプリを通じて、渡航するエアラインや検疫に「渡航許可証明、スクリーンへの表示、QRコード表示」として渡航可能のデータが送られ、渡航許可の指示を得ることができます。同時に航空機関や検疫では「テストタイプ、テスト実施のタイミング、テスト機関」の詳細についても情報が送信されます。

ブロックチェーンベース「トラベルパス」、Emirates航空が最初に採用!

IATAの開発した「トラベルパス」を最初に導入したのは、ドバイのEmirates航空です。エミレーツグループでは1月18日より、客室乗務員をはじめとする空港関連業務の従業員を対象にコロナワクチン接種プログラムの実施を始めました。このほかにも、シンガポール航空が現在IATAトラベルパスを追跡を実施中で、ブリティッシュエアウェイズは間もなくパイロットを実施するとWebサイトの中で記載されています。

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