韓国済州島、ブロックチェーン基盤のコロナ追跡アプリが本格始動!

韓国の済州島、ブロックチェーン基盤の新型コロナ追跡アプリ実用化!

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韓国の済州島で新型コロナ追跡アプリの本格的運用が開始されたという発表がありました。これは、韓国のブロックチェーン企業ICONLOOPと済州特別自治体の協力により導入されたシステムで、「Jeju Safety Code・済州セイフティコード」という名称で昨年8月ごろからパイロット試験が始まっていたプロジェクトです。済州島内の公共機関をはじめ、政府管轄のレストランなどで実用化が始まっており、これまでに島内5000人以上の登録が完了しているとみられています。

済州セイフティコードの仕組み

ICONLOOPは、独立したDID(分散型ID)テクノロジーに基づく「MyIDプラットフォーム」および「ZZEUNG」サービスを実装することでプロセスのデジタル化を実施しています。「Jeju Safety Code・済州セイフティコード」は、事業所や観光スポットに設置されたQRコードをスキャンすることで個人を認識するシステムです。このシステムでは、個人情報を公開せずに訪問先をブロックチェーンのプライベートネットワークに記録し、一般には公開せずに誰がどの場所に訪問したのかが追跡できるという仕組みになっています。また実施店のシステムにチェックインするだけで完了するため、アプリのダウンロードの手間もありません。事業者側のシステムにも個人情報が開示されることはなく、コロナ実例が出ない限りは匿名のまま記録され、データはすべてコロナ感染者症例の疫学的検証のために使用されると報告しています。

ブロックチェーン企業ICONLOOP、DIDで運転免許管理

ICONLOOPがすでにローンチしている招待アプリ「Visit Me」は登録者が10万人を突破しました。ホテルや事業者がこのアプリを通じでユーザーに直接イベントやホテルへの招待をかけ、事前にチェックインが行えるだけでなく個人情報を公開せずにプロセスを完了することができるメリットがあります。

ICONLOOPは現在、ブロックチェーンベースの認証や履歴の追跡システムについて実用化を進めており、運転免許データの管理システムについてもローンチに向けて開発が進んでいます。2021年に入り、実証実験の許可が下りたためパイロット実装にむけてさらに開発が進むとみられています。

YoutubeのインタビューでLCONLOOPの戦略部門ヘッドを務めるヘンリー・リー氏は、韓国で地域的に進んでいるスマートシティではICONLOOPの認証システムDIDを導入し、市民の個人認証をブロックチェーンに記録する試みも検討されていると話しています。

 

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