リップルXRP上昇が止まらない！1ドル超えも？

RippleのXRPは、11月23日0.70ドルを突破し、現在も上昇傾向にあるといわれています。仮想通貨のアナリスト達は、XRPが1ドルの壁を超える日も近いと予測しており、注目が集まっています。

XRPの価格推移

XRPの価格は、11月中旬ごろから右肩上がりの傾向に入りました。劇的な変化となったのは、11月23日で、それまで0.20ドルを平均としていた価格は、0.40ドル台に上昇します。0.48ドルのリジスタンスは23日中に突破し、最高0.50ドルに達しました。翌日24日のXRPは、勢いに乗ったまま一時0.70ドルを超えます。27日には0.50ドル付近に落ち着き、12月21日現在0.56ドル付近を保っています。リジスタンスラインであった0.48ドルはサポートラインに代わり、現在のリジスタンスは0.72ドルあたりとみられています。

参照：Coinmarketcap

Sparkトークン、XRP保有者向けエアドロップの影響

XRP保有者に向けてエアドロップが実施されると発表されていた12月12日にむけて、新規投資者が増加したとみられる価格上昇が続きました。エアドロップとは、トークンの流動性を高めるために行われる配布で、今回はFlare Networksのネイティブトークン「Spark」でした。Flare Networksは、リップル社の投資部門「Xpring」のサポートによりローンチしたプロジェクトで、XRPレジャー上にスマートコントラクトの実装に携わっています。そのため、XRP保有者へのエアドロップが実施されました。

リップル社の動向、XRP価格上昇に影響？

リップル社のCEOブラッド・ガーリングハウス氏は、自身のツイートで元JPモルガンチェースの最高規制責任者Sandie O’Connor氏を取締役会に迎えることを奨励したコメントを発表しました。Ripple社のプレスリリースで、オコーナー氏は「リップル社は、デジタル資産とブロックチェーンテクノロジーを活用し、既存の決済インフラの非効率性を解決する金融環境の再構築を目指しています。決済エコシステムの進化をサポートし、金融アクセスとインクルージョンを促進するための規制政策の策定に関与することを楽しみにしています」と述べています。

リップル社のCEOガーリングハウス氏は、マニーグラム社とのODL（オンデマンド流動性）提携についてもツイートしています。CNNのインタビューでマニーグラムのCEOであるAlex Holmes氏は、「これまで18か月間のリップル社との提携で、イノベーションを推進し、MoneyGram社がブロックチェーンの拡張とグローバルな利用の先駆者に役立つことを確認しました」とはなしています。

このインタビュー内容を受けて、ガーリングハウス氏は、「Ripple社とMGIは、XRPを使用して、この1年の契約間において世界中で数十億ドルを決済を完了してきました。XRPは速度や拡張性、低トランザクションにおいて支払いに最も効率的なデジタル資産です。すでに契約1年経過がしたことに驚いています」と言及しました。

ビットコイン（BTC）の高騰、アルトコインも上昇

ビットコインはこのところ、2017年の強気市場以来の高騰を見せ、20,000ドルを突破しました。これは、今年1月からの比較で、200％の上げ率になっていると米Forbes誌が伝えています。このビットコイン高値の影響を受けて、リップルXRPやイーサリアム（ETH）、ライトコイン（LTC）は特に過去1ヵ月で30％の価格上昇を見せたほか、カルダノコイン（ADA）、ネム（NEM）、ステラ（XLM）なども価格上昇しました。

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