ビットコイン(BTC)、高値更新!2万ドルを突破するのか?

11月17日、ビットコイン(BTC)が2017年以来となる1万700ドル越えの高値を付けました。このところビットコインの価格は右肩上がりで、近く2万ドルあるいはそれ以上の高騰になると予測されています。

ビットコイン(BTC)、2万ドル越えの兆候あり?

ビットコインの価格推移について、アメリカの経済ハブBloombergは、11月3日にリリースした仮想通貨(暗号資産)レポートでも価格高騰を示唆しています。このレポートでは、2021年には1万ドルがサポートラインとして安定し、2万ドルのレジスタンスとしたレベルに達するであろうと予測されています。その理由として、近年仮想通貨(暗号資産)はエンタープライズレベルで資産と認識されており、投資する企業が増加していると指摘しています。

また仮想通貨のデータキュレーションサイト「Messari」の調べによると、過去に2万ドルを突破した時のビットコインの価格推移についての傾向を分析がツイートされています。11月18日の時点で一時18,400ドルを上回り、2017年のブル市場の最高値のわずか7%減の時点まで価格が上昇していることを示しています。

ビットコイン(BTC)、投資家約80%が資産価値への関心

仮想通貨投資信託のグレースケールインベストメント(Grayscale Investments)が10月にまとめた「ビットコイン投資家調査」レポートでは、ビットコイン投資家の60%が投資意欲の増加を感じると回答。また全体の投資家の75%は、ファイナンシャルアドバイザーによる商品紹介でビットコインの投資を実践するであろうと回答しているようです。

ビットコイン(BTC)投資増加、コロナ過の影響も

グレースケールのレポートによると、コロナ過により、ビットコインへの投資関心が高まったということがわかっています。投資への影響に関して、全体の37%はコロナウイルスの影響を受けていないとする一方で、63%が投資誘発を感じたと回答しました。またビットコインのアピール度については、39%がコロナウィルスにより、一層魅力に感じられたと感じており、わずか13%が魅力が薄らぐと感じたと回答しています。

参照:Grayscale

アメリカ大統領、ジョー・バイデン氏による影響は?

来年2021年1月より、第46代目のアメリカ大統領に就任することとなったジョー・バイデン氏は、政権移行の人事選出に、金融政策責任者に米CFTC(商品先物取引委員会)の元会長であるGary Gensler氏を起用したと報じられています。

Gensler氏は、クリントン政権時代、財務省で国内財務次官として従事した実績があり、オバマ政権では、デリバティブの規制整備を務め市場回復に尽力した人材です。またCFTCでは2009年から2014年まで会長を務めていました。金融政策に関する経験豊富な同氏が着任することで、ビットコインや仮想通貨に関する規制整備も進むと考えられているようです。

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