
PayPal、アメリカでの仮想通貨(暗号資産)取引、本格的に13日より始動!
10月中旬、デジタル決済のPayPalが仮想通貨取引を開始するニュースが発表されましたが、11月13日より本格的に仮想通貨の取り扱いが始動したことを発表しています。
PayPal,仮想通貨(暗号資産)取り扱い開始!
We are pleased to announce that starting today, all of our eligible US customers can now buy, hold and sell #Cryptocurrency directly from their PayPal accounts. We’ve also increased our weekly purchase limit to $20K. Learn more: https://t.co/5yrpNOuA6y pic.twitter.com/2nZHm9qCNI
— PayPal (@PayPal) November 12, 2020
PayPal、仮想通貨(暗号資産)取引!
PayPalの仮想通貨取引は、アメリカ国内のユーザーのみのサービスです。取り扱い通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の4銘柄のみとなっています。また10月のプレスリリースでも発表の通り、ソーシャル決済サービスVenmoを介して、決済が可能になっています。
Paypalでの仮想通貨取引では、Paypalの仮想通貨ウォレットを使用して購入した通貨はほかの決済機関や仮想通貨取引所には送金できないのが特徴です。また、当初発表していた週間の購入最高額は、ユーザーの候補リストが予想以上に多かったことから、1万ドルから2万ドルに引き上げられました。
Paypal、5000ビットコインGive Away!
PaypalのCEOダン・シュルマン氏は11月15日、コロナ過の状況の支援としてビットコイン(BTC) のギブ・アウェイを発表しました。このイベントの公式貢献アドレスに任意の量のビットコイン(0.1 BTC〜25 BTC)を送信すると、寄付したビットコインの2倍のトランザクションを受信することができます。
Paypal, Bitcoin Event2020
ビットコイン(BTC)のギブ・アウェイにちなんで、将来のPayPalとビットコインや仮想通貨(暗号資産)を語るというテーマでCEOダン・シュルマン氏のライブストリームが放映されました。
20年間を振り返り、決済という方法が大きく変化してきた歴史をふりかえりました。Paypalは、2010年に株式上場した企業で、ダン・シュルマン氏がCEOに就任したのは、2016年です。同氏は、ここ10年で急激にデジタル化が進んでいる現状を踏まえ、今後5年はもっと高速でデジタライズが進化することを言及。特に近年デジタル化が急速に進む中国では、決済は通貨だけでなく、リワードポイントや交換というような方法を用いて多様化が顕著であると同氏は指摘しました。人々がスマートフォンさえあればすべての支払いが完了する時代に、Paypalは迅速で安価な決済を提供することを根本においていると話します。またそのための基盤となる支払いインフラを構築するのがPaypalのようなソリューション企業の役目であるという趣旨の意見を述べました。