
ブロックチェーン企業Bison Trails、イーサリアム2.0ネットワーク参加!
Facebookのリブラアソシエーションに加盟しているブロックチェーン企業Bison Trails(バイソン・トレイルズ)が、イーサリアム2.0アップグレードへのサポートを表明しました。6月29日、自社のプレスリリースにて公開しています。
1/ As @Ethereum transitions to eth2 & Proof of Stake, we are excited to announce our suite of products to interact with the Beacon Chain and enable network participants to easily add validators and scale their infrastructure automatically: https://t.co/1V6gNHrXn0
— Bison Trails (@BisonTrails) July 1, 2020
ブロックチェーン企業Bison Trails(バイソン・トレイルズ)
バイソン・トレイルズはニューヨークに拠点を置くインフラストラクチャサービス企業です。顧客には世界のトップクラスのカストディアン、仮想通貨取引所、ファンドなどを始め、ブロックチェーンを起用したい事業者へのインフラ設計を提供しています。同社は、Cosmos Validators、Tezos Bakers、Libra Validatorsなどといったプラットフォームを構築し、開発オペレーションに要する費用と時間の短縮を実現。グローバルに活用できる新しい金融システムを採用するための企業とのパートナー取り組みが行われています。今年3月に認証不要の高速トランザクション「Solana(ソラナ)」プロジェクトや2019年より手掛けている「Near(ニア)」のスマートコントラクトプラットフォームの開発にも着手しています。
イーサリアム(ETH)2.0移行で製品サポート
イーサリアム(ETH)は現在2.0への移行を段階的に進めており、イーサリアムのリサーチャーによるとフェーズ0が完了するのが11月あるいは2021年の初頭になるとみられています。バイソン・トレイルズの提案によると、同社はイーサの2.0移行完了後の、関連製品の提供に関与することになるようです。製品の特徴には次のような項目が挙げられています。
◆イーサリム2.0参加へのサポートを可能にするためのビーコンチェーンとの対話環境を整備。安全で信頼性の高い読み込みノードを提供する(フェーズ1.5で書き込み可能)
◆バリデータとビーコンチェーンノード作成管理を可能にする安全なバリデータ管理API
◆ビーコンチェーンとのやり取り、ETHの利害関係、およびバリデーター、バリデータークライアントの自動管理を容易にするプラットフォーム
◆インデックス化されたeth2ビーコンチェーンレポートAPIにより、ステーキングリワード、バリデーター情報などの閲覧化
https://twitter.com/JoeLallouz/status/1278329077389299721
ブロックチェーン企業Bison TrailsのCEO,JOE LALLOUZ氏
参照:Bison Trails
リリースされた声明で、バイソン・トレイルズのCEOジョー・ラルーズ氏は次のように述べました。
イーサリアム(ETH)2.0への移行は、暗号化エコシステムにとって非常に重要です。最も採用されているブロックチェーンの1つ、dAppsを持つ何百万ものユーザーに新しいスケーラビリティオプションをプロトコルに導入することを可能にします。これは非常に重大な事柄です。