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Facebook仮想通貨リブラのデジタルウォレット開発Calibra(カリブラ)、Novi(ノビ)へ名称変更!

Facebookの独自デジタル通貨Libra(リブラ)のデジタルウォレットを開発している子会社Calibra(カリブラ)が、会社名をNovi(ノビ)に変更しました。5月26日、プレスリリースで発表しています。

Facebookのデジタル通貨Libra(リブラ)プロジェクトのウォレット会社Calibra

Facebookは2019年6月18日、独自に開発を進めているデジタル通貨Libra(リブラ)のウォレット開発と管理のために、Calibara(カリブラ)を設立しました。カリブらでは、専用アプリのほか、FacebookのMessenger(メッセンジャー)やWhatsup(ワッツアップ)などを介して送金を可能にするシステムを開発しています。

Libra(リブラ)のデジタルウォレット開発Calibra(カリブラ)から社名変更へ

今回会社名をCalibra(カリブラ)からNovi(ノビ)に変更した経緯を、Calibra代表のデービット・マーカス氏は次のように述べています。

昨夏、Libraのプロジェクトが公開されたから、自分たちの予想以上の混乱を招いていることが明らかになりました。カリブラは本日からNovi(ノビ)になります。デジタル通貨Libraの流通が開始され、Noviのサービスを開始するのが待ち遠しいです。

新会社名Novi(ノビ)は、ラテン語のnovus (新しい)とVia(道)が組み合わさってできた造語です。Noviは新しい方法で送金、受領をLibra通貨で安全に行うための会社理念が込められているようです。

Calibra(カリブラ)からNovi(ノビ)に社名変更の理由とは?

社名変更となった根本的な理由は、世間の混乱を避けるためと、仮想通貨関連ニュースアウトレットのCointelegraphのレポートしています。Novi(ノビ)の関係者筋の話では、昨年6月にFacebook独自仮想通貨Libra(リブラ)とそのウォレット開発にあたるCalibra(カリブラ)のアナウンスメントをした際、この両者が非常に関連性の強い送金システム構造であると定義したかったといいます。スポークスマンは、両者ともにグローバルエコノミーで広く活用されることをコンセプトに創設されたブランド性を強調。しかし、音節が類似していることで人々に混乱を招いていると感じ、区別を明確にしたいという意図があったと説明しています。

Novi(ノビ)のサービス開始はいつ?Libraのローンチは?

Novi(ノビ)の関係者筋の情報によると、Novi(ノビ)はCalibra(カリブラ)と同様に、単体アプリやFacebookのMessenger、Whatsupなどで利用が可能。ユーザーはID登録が必須で、アプリには詐欺防止対策なども盛り込まれる予定です。Novi(ノビ)はデジタル通貨流通性を高めるためのウォレット開発を進めており、Libraコイン以外にもLibraUSD(米ドル)やLibraEUR(ユーロ)あるいは、LibraGBP(英ポンド)と連動したステーブルコインの発行も計画しているといいます。

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