
仮想通貨取引所バイナンス、イーサリアム(ETH)とリップルXRPのオプション取引を開始!
大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)が、5月25日よりイーサリアム(ETH)とリップルXRPのデリバティブ取引を開始すると発表しました。
バイナンス、イーサリアム(ETH)とXRPのオプション取引ローンチ
大手仮想通貨取引所バイナンスが、ビットコイン(BTC)に続いて、イーサリアム(ETH)とリップルXRPについてもオプション取引のサービスを開始することが明らかになりました。今年4月13日バイナンスは、ビットコインのオプション取引開始を公表しており、オプション取引サービスは、10分、30分、1時間、8時間、1日とした有効期限を設け、平均的なオプション取引より短く期限が設定されています。
今回のオプション取引もそのビットコインに続き、アメリカンタイプという満期に関係なく契約ができるというものです。ビットコインオプションは、シカゴのマーカンタイル取引所(CME)の取引が有名ですが、イーサリアム(ETH)オプションではオランダの仮想通貨取引所Deribit(デリビット)とバイナンスのみとなります。さらに今回の注目はリップルXRPのオプションローンチです。大手の有名取引所では、バイナンスが初の取り扱いとなるようです。
#Binance Options Lists @ethereum $ETH and $XRP Contractshttps://t.co/jH2dC51XwD pic.twitter.com/V3IXYhhYtY
— Binance (@binance) May 25, 2020
仮想通貨取引所バイナンスCEOのChangpeng Zhao氏
CZの愛称でおなじみの大手仮想通貨バイナンスCEOを務めるChangpeng Zhao氏は、今回のイーサリアムとXRPのオプションローンチについて次のように自社のブログで述べています。
オプション契約は待望の商品であり、トレーダーやマイナー達は自分たちのポジションで保険を効果的に購入でき、投機家も市場の動きを利用できる。
仮想通貨のオプション取引とは?
オプションには「コール」と「プット」と呼ばれる取引があり、ここに期間がロングとショートを組み合わせると4つの契約を成り立たせることができます。いずれも将来に設定した期日に決められた価格で取引するもので、リスクヘッジの手段として利用される金融商品です。ビットコインオプション取引は、Deribit、LedgerX、IQ Option、Quedex、Bakktが有名で、ユーザーエクスペリエンスを触発するとして扱いが拡大している分野といえます。