
ビットコイン(BTC)はリスク回避資産、リップルXRPは価値のインターネット?
グローバル決済ソリューションを提供するリップル社は、ビットコイン(BTC)市場価格が高騰する中、リップルXRPの価値のインターネットとしての焦点をレポートしました。5月7日、自社のWebサイトにて掲載。
リップルXRP成長の軌跡
リップルのレポートは、ビットコイン(BTC)を代表に仮想通貨市場がバブル期を迎えた2018年を振り返り、ビットコイン価格上昇に伴い、リップルXRPを市場マップに登場させた最初の年であったと解説しています。人々が仮想通貨とブロックチェーンテクノロジーのスケーラビリティの高さに期待を抱きながらも、実用化やエコシステムとして実生活に反映されていない現実に直面していることも指摘。リップル社は、機関投資家や企業向けのグローバル決済ソリューション開発により迅速、安全、安価なトランザクションの実現によりデジタル資産の本当の価値を見出すことができると考えています。
“#XRP is a bridge between traditional financial institutions and the new world of #fintech.”- @BTCMarkets CEO @CaroBowler, new, on Insights. https://t.co/jwrgHfk5ds
— Ripple (@Ripple) May 7, 2020
リップル共同創設者兼エグゼクティブChris Larsen氏、ブロックチェーンと価値のインターネット
リップル社のCTOであるデビッド・シュワルツ氏がホストとなって、ゲストを迎えて仮想通貨やブロックチェーンなどに関連するテクノロジーの将来について話すポッドキャスト「Block Stars 」。第1回のゲストは自社リップル社の共同創設者、エクゼクティブのクリス・ラーセン氏でした。
インタビューでは、クリス氏はブロックチェーンテクノロジーとデジタルアセットは、包括的なグローバリゼーションの最後の重要な要素の提供に役立つと述べています。輸送と通信のイノベーションにより、起業家は世界中のどこにいても顧客にリーチし、コスト効率の高い商品配送も可能。しかし、グローバルサプライヤーへの支払は、依然として時間と費用のかかるプロセスであると指摘しました。さらに、グローバリゼーションは現在進行中であり、国境を越えた決済はいまだ70年代のモデルに依存しています。価値のインターネット(Internet of Value)は、商品、お金、データの3つを兼ねそろえてなければならないと強調しました。
Great chatting with my friend @Ripple CTO @joelkatz on the new #BlockStars #podcast. https://t.co/3haDh3sypI
— Chris Larsen (@chrislarsensf) May 5, 2020
ビットコイン(BTC)が24時間で高騰!XRPは?
2020年4月29日、ビットコイン(BTC)が8,000ドルを超える高値を示してから5月8日時点ですでに9,876ドルに達しました。ビットコインの占有率「ドミナンス」は68%の高水準を維持しており、近く1万ドルを超えると専門家はみています。一方XRPは5月8日現在0.21ドルで、ニュートラルの状態から下降トレンドに移行する傾向がみられるようです。
XRPは昨年10月ころから、積極的な売り手動向が表れていると指摘されています。2年間にわたる長期の緩やかな下降トレンドは2月にXRPが0.34まで上昇したことから、下降傾向に終止符を打つと考えられていました。ところが投資家ピーター・ブラント氏の見解では、バックホルダーによって抵抗している価格はいずれ破綻し、0.11ドルまで下げると予想しています。ただし短時間推移では、価格が高騰する兆候Cフォークが始まっているとする見方もあるようです。
I am a fan of simplicity in a chart. This chart tells me the bag holders (who need to dump > 40 Bil XRPs) are supporting $XRPBTC at .000023 to .000024 as a desperate last stand. Sellers more aggressive since Oct '19
If the bag holders back away, look for decline to $.000011 pic.twitter.com/yFYiW7IXt0
— Peter Brandt (@PeterLBrandt) May 6, 2020