コインチェック「NEM」ハッキング事件の仮想通貨交換容疑で男2人を逮捕!

2018年に発生したコインチェックのハッキングにより流出した仮想通貨「NEM」の一部を交換したとみられる男2人を、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で東京警察が3月11日逮捕したことが、関係者への取材で明らかになりました。

2018年1月26日、コインチェックハッキング事件

2018年1月26日夜中3時ごろ、コインチェック「NEM」アドレスから5億2300万NEM、日本円で約580億円相当がハッキングにあったことを明らかにしました。翌27日、ハッキングについての記者会見では、NEMの取引を全面的にストップするほか、ビットコイン以外の取引についても一時的に停止の処置をとっています。

NEM流出に関与した男2人は主犯のハッカーではない!

3月11日に逮捕されたのは、北海道在住の医師土井隆義(30)と大阪の会社役員北本雅己(39)2人の容疑者です。両者は2018年にコインチェックから流出したNEMの内、2400万NEM(ハッキングにあったNEMの約5%に相当)をビットコインなどに換算して着服した疑いがもたれています。両者は、当時ハッキングで流出したNEMと認識しながら、主犯らの呼びかけに応じて犯行に至ったようです。ハッキング当時、トラッキングによりZaifにNEMが流れていることなどが分析されていましたが、匿名性が高いと言われている闇取引ウェブ「ダークウェブ」を経由したとみられています。昨年11月ごろから、男らの自宅捜査が行われており、関係者先や主犯にあたる人物らの捜索は継続して続けられるそうです。

容疑者本人からの告白による逮捕?

朝日新聞が3月12日、今回の逮捕に至るまでの北本氏の行動から逮捕に至った経緯を記事にまとめています。記事によると昨年11月上旬に開催された朝日新聞のサイバー犯罪に関する講義に出席した容疑者は、講義を行った須藤記者に自ら近づき「僕がやった」と自白したあと会場を去りました。12月中旬に再び北本氏からコンタクトがあり、須藤記者と会った際、警察庁から家宅捜査をうけ証拠提出した書類も持参していました。警察の調べに対し、土居容疑者は「何もお話しできません」とし、北本容疑者は容疑を認めているということです。

 

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