イーサリアムを活用した次世代の「Enjin Platform(エンジン・プラットフォーム)」始動!

イーサリアムを基盤にゲーム開発とブロックチェーンのエコシステムを構築するプラットフォームEnjin(エンジン)は、2月18日ゲーミングとデジタル資産のコラボレーション可能なプラットフォーム「Enjin Platform」を発表しました。

ブロックチェーン活用プラットフォーム「Enjin」とは?

Enjinは、誰もが簡単にブロックチェーンを利用したデジタル資産の作成、配布、統合するシステムを構築するプラットフォームを提供しているIT企業です。Enjinは、世界で最も使用されているブロックチェーンゲーム「DApps」で使用するアルトコインEnjin Coinも発行しています。

Enjin Wallet(エンジンウォレット)

エンジンウォレットはEnjinによって開発されたブロックチェーンゲームに適応したEnjin Coinを保管するためのウォレットです。広告やトラッカーなどがないため非常にシンプルで個人の秘密鍵を持つことができ、ペーパーベースのパスワードバックアップにも対応したセキュリティの高いウォレットと言えます。無制限でブロックチェーンウォレットを作成できるほか、インポートや追跡もできる機能を備えています。画面のクリックでDAppの操作ができ、ウォレットの安全性を損なうことなくシームレスなブラウジングを可能です。昨年EnjinとSamsungのパートナーシップが締結したため、サムソンの主流スマートフォン「Galaxy S10」にEnjin Walletが搭載されています。

Enjin Multiverse(エンジンマルチバース)

エンジンマルチバースとは、イーサリアム上で使用されているトークン「ERC-20」と「ERC-721」のトークン機能を融合させたハイブリット型「ERC-1155 」を採用することによって実現する機能です。具体的には、違うゲーム間で同じキャラクターやアイテムを引用できる仕様のことで、「Enjin」プラットフォーム上で相互的に運用することができます。もちろん同プラットフォーム内で構築されたEnjin Coinはすべてウォレットで管理されるため、移動や変換といった手間がありません。

Enjin Platformの特徴・使い方?

新しく開発されたEnjin Platformでは、技術的なバックグラウンドがなくても、ウェブサイトに登録やEコーマスサイトのように、簡単にデジタルトークンの構築ができます。これまでテクノロジー知識が全くない人にはミント(造幣)工程が簡略化され、必要な項目に入力するだけの作業で済むことが、以下のYoutubeでも紹介知れています。ビデオ内のチュートリアルの簡単な解説を1から5まで順を追って説明しています。(1プロジェクトを選択した場合)

1.アカウントを作成し「フリープラン」「インディプラン(インディペンデント)」「プロフェッショナルプラン」を選択。フリープラン以外は月額がかかり、「インディプラン」は月額29ドルの定期契約になります。プロジェクトは1つ構築でき、500APIが付帯されています。

2.プロジェクトタイトルと内容説明を記載し、プロファイルイメージを登録。ウォレットのリンクタブから連結する。

3.アセットを設定する。(アセットの種類やタイプの選択をして登録)。ウォレットでトークン確認と認証作業を行う。

4.編集ページに戻り、トークンの内容説明を記載する。イメージを選択してアップデートする。

5.トークンをミント(造幣)する。資産管理からミントを完了する。トランザクションをウォレットで確認し認証をクリックで完了。

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