2019年仮想通貨の動向を振り返る!ブルームバーグが予想するデジタル資産展開!

仮想通貨ビットコインが登場してから10年。米大手の金融と経済ニュースBloombergブルームバーグが、2019年の仮想通貨に関連する動向と、今後予測されるデジタル資産の行方についてディスカッションを行いました。12月20日ロンドンで開催された「The future of digital assets」のパネルディスカッションの一部がライブ公開されています。

パネルディスカッションでは「今後デジタル資産の拡大のためのマーケットとして最も効果を発揮する分野は?」というテーマでfuturedigital.appが表示する投票結果を見ながらのディスカッションとなりました。選択肢には「Future(先物)」「Option(オプション」「Lending(レンディング)」「Electronic trading system(電子トレーディングシステム)」「ショート用ツール」「ETF」が挙げられています。

参照:Twitter

デジタル資産の拡大のためのマーケットとは?

パネルディスカッションでは「今後デジタル資産を拡大するマーケットは?」というグラフ同様のテーマで3人のパネラーを交えて見解が述べられています。

デジタル資産のマーケティングを考える前に、一般社会ではまだまだこの分野の教育が必要である。ユースケースによる実体験によってデジタル通貨の知識を得るということが大切で、投資家たちはそういった観点を見過ごしてはならない。

Adam Grimsley氏(アダム・グリムズリー)プライムファクターキャピタル投資ソリューション責任者

 

一般社会と一言に区切るのは難しい。実際に香港などではデジタル通貨はHuobiバイナンスといった大手の仮想通貨取引所で取り扱われ、デジタル通貨のユースケース開発に3年は費やしており、彼らにとってはすでに答えの出ている課題である。現在すでに既存する実装も含め、現状必要とするユースケースではなく次世代は何を必要としているかを考えるべき。

Elizabeth Rossiello氏(エリザベス・ロッシエッロ)AZA CEO & Founder

 

ETF」に関しては、ガバナンスが関与するリテールアクセスを促進し、マーケティングにも重要なエリアである。「Electronic trending system」は現在すでに電子取引であるため、プラットフォームの向上はすでに展開中といえる。

Julien Auchecorne氏(ジュリアン・オーシュコルヌ)XBTO International Ltd 最高執行責任者

デジタル資産の金融商品の今後の行方は?

初期段階で、デジタル資産に参入した投資家たちは、ハイリターンであるという確信があったようだが、現段階の金融商品では実現されていません。成功している分野として挙げられるのは、仮想通貨のレンディングビジネスと言えるかもしれないとパネラーたちは指摘しています。どの金融商品がどれだけの価値を持つかは、確証がないものの、レンディングビジネスが伸びることでデジタル資産の価値そのものを上げる役割を果たしているといいます。

テクノロジーのスピード化がデジタル資産エイジを構築する

今後は、テクノロジーのスピード化によってデジタル資産が浸透していく日も近いとする見解を述べています。インターネットや可視化できないエリアでクラウドファンディングが成功することは、テクノロジーの存在なしに私たちは体験することはできませんでした。同様に仮想通貨やデジタル資産運用、ユースケースの拡大は時間の問題でもあるとパネラーらは語っています。2020年5月にビットコインの半減期を迎えることや、フェイスブックのリブラプロジェクトが完全に消滅したわけではない現状などを踏まえ、ガバナンスや規制面での進展が望まれるところです。

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