バックト(Bakkt)、ビットコイン現物決済先物とオプションを取引開始!

インターコンチネンタル取引所の傘下にあるBakktは、12月9日ビットコインの現金決済先物取引とオプション取引開始を発表しました。オンライン出版プラットフォームMediumで報告しています。

Bakktビットコイン現金決済先物とオプション取引開始!

Bakktは、9月に公式発表されていた「ビットコイン現金決算先物取引」が開始となりました。同時にオプション取引についても取り扱いを開始しています。Bakktの COOである Adam White氏によるブログ投稿で、次のようにコメントしています。

現金決済取引が可能となるBakkt Bitcoin(USD)Monthly Futuresをはじめとし、お客様のニーズに基づいた補完的なベンチマークとなり得る製品を開発するための基盤を提供してまいります。

 

CFTCの承認を得た最初のビットコインオプション

Bakktが公開したのは、Bakkt Bitcoin(USD)のマンスリーオプションとBakkt Bitcoin(USD)の現金決済先物の2点です。マンスリーオプション製品は、米国商品先物取引委員会によって認証された、最初の規制付きビットコイン先物契約となりました。。価格設定は連邦規制市場内で行われるため、規制されていないビットコインのスポット市場へ反映することはありません。

オプション取引は、限定された期間内に特定の商品についてすでに設定された価格でのみ取引するものを指しています。オプション取引の買う権利を「Call Option/コールオプション」と呼び、売却は「Put Option/プットオプション」と表示されます。

BakktのCEOケリー・レフラー氏が米国上院に入党

メディアの報道によると、ロフラー氏は今年一杯でに引退する予定のジョニー・イサクソン上院議員(R-GA)の後任として、米国上院に任命されているといいます。ロフラー氏は、2018年8月のエンティティの発表以来、Intercontinental Exchangeの子会社Bakktの最高経営責任者を務めてきました。2020年1月1日の就任以降、Bakktの運営方針や所在については明らかにされていません。

Bakkt2020年に消費者向けアプリリリースへ?

Bakktは昨年、ペイメントエンジニアチームを編成し、基盤となっていく決済方法およびコンプライアンスプラットフォームの構築に力を注いできました。現在、消費者向けアプリと販売者ポータルの開発を強化しており、2020年上半期に計画されている最初のローンチパートナー「スターバックス」とのテストにも取り組んでいます。

 

 

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