Rippleリップル社、 2019年Q3最新レポート公開! XRP販売減少、FUD回答も!

リップル社が10月18日、2019年のQ3(第三四半期)の最新レポートを発表しました。

注目1:XRP販売が減少

Q3 (第3四半期) のCCTT (CryptoCompare Top Tier) レポートによると、リップル社は6,624万ドルのXRPを販売しました。これは、前四半期の2億5,151万ドルに対して73.7%減少したことになります。XRPの1日の取引量でみると、平均日額は、Q1 (第1四半期) の1億5,610万ドルを上回ったものの、Q2 (第2四半期) の4億2,951万ドルに対し、Q3では1億9,810万ドルでした。Q3におけるデジタル資産の時価総額は、全体で30.4%減、前四半期比較でXRP価格は35.4%の減少となっています。

※以前、CoinMarketCapの水増しによるなど誤算問題が浮上した後、XRP販売の算定基準のレポートは、CryptoCompare Top Tier(CCTT)へ移行されています。

参照:Ripple

注目2:ODL拡大のための提携と企業買収

ODL拡大に向けて技術と人材育成

リップル社は前四半期に続きQ3でも、XRPを活用してクロスボーダー取引の流動性を調達するOn-Demand Liquidity(旧xRapid)の拡大を推進してきました。MoneyGramなどを始めとするODLを利用する顧客は、Q2で75%増加しており、ODLのドル販売量はQ3に5倍以上の増額となりました。リップル社はODLの継続的な開発サポートを目的として、アイスランド拠点の仮想通貨取引所「Algrim」の買収。これによってリップル社のエンジニアリングハブの1つとして機能し、ヨーロッパで技術と人材を構築する方針です。

リップル社投資部門Xpring

リップル社はQ2に、開発者と起業家がXRP Ledgerをベースに構築してXRPの活用を円滑にするための「新開発者プラットフォーム」を発表しています。このプラットフォームは、世界中の2300万人の開発者がオープンソースのテクノロジー、プロトコル、ネットワークを活用して、製品やサービス決済を簡潔化することができます。

リップル社の投資部門Xpringは、決済ソリューションのスタートアップ会社 ロゴス・ネットワーク(Logos Network)も買収しています。Logosと提携した技術チームは、分散型金融(DeFi)プロジェクトに焦点を当て、コアでXRPを活用するシステム構築、および決済と金融システム変革へのデジタル資産活用について検討していく計画です。

他にもXpringは、XRPなどの仮想通貨の採用促進を目的に、仮想通貨ATMおよびブロックチェーン金融サービスのCoinmeに投資しました。またWeb収益化プラットフォームCoilに、10億XRP(約2億6500万ドル)の助成金を援助をしています。これによってCoilは、Interledger Protocol(ILP)およびXRPを含む仮想通貨使用するツールを通し、MozillaおよびCreative Commonsと提携して、Grant for the Webを立ち上げました。Xpringと提携を組んだBitpayは、XRPをネイティブにサポートし、数千の企業が支払いのためにXRPを採用することを推進していきます。

注目3:FUD反応への対処

FUDとは、Fear(恐怖)、Uncertainty(不確実性)、Doubt(疑念)のイニシャルをとった造語です。「ファッド/エフ・ユー・ディ」と呼ばれ、虚偽的情報によって競合の価格影響を図るためのマーケティング戦略として、広告業界、政界など広い分野で使用されています。リップルXRP価格に関する2つのFUDについても記載されました。

1.XRP大量ダンプの疑惑

大量のXRPが移動する履歴を、XRPを大量に保有する通称「クジラ」と呼ばれる顧客による価格コントロールにであるとしたFUDが流れユーザーに混乱を招きました。この件については、リップル社はXRP価格に異常な変動はなく、大量移動の履歴はエスクロー口座とリップル社間での送金履歴であると説明。また「クジラ」と呼ばれる大量資産保有者はBTCやETHにも存在し、XRP大量保有者が価格コントロールに関与するという証拠はどこにも存在しませんと言及しています。

2.XRP価格をリップル社がコントロール

XRPの価格操作はリップル社が行っているというFUDに対し、結論から言うとリップル社も価格の制御はできないシステムになっていると言及しました。XRPは140以上の取引所を含む完全に独立したデジタル資産取引市場で扱われています。またリップル社の無料のオープンソースの分散型テクノロジーXRP Ledgerと仮想通貨XRPは個別に存在するものです。万が一リップル社が現存しなくなっても、テクノロジーとXRPは存在し続けるものですと解説しています。

 

 

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