ビットワイズのビットコインETF承認ならず!米SEC詐欺対策への懸念残る

米国証券取引委員会(SEC)は9日、かねてから申請中だったBitwise Asset Management(ビットワイズ)とNYSE ArcaのビットコインETF提案を拒否したことを伝えました

BitwaiseビットワイズのビットコインETF

ビットワイズのビットコインETFはインターコンチネンタル取引所(ICE)の所有する電子株式取引所NYSE Acraが申請していたビットコイン先物取引です。最初の申請は今年1月28日に行われており、2月15日、パブリックコメントの募集のための公開でこれまでに53件の意見が寄せられていました。コメントにはSECがどのような判断を下すのか期待が高まるといったポジティブな意見からなぜ規制当局がETF許可を焦っているのか理解できないとした不安の声も上がっていたようです。この案件では最初の認証可否判断を4月1日に控えていたものの、SECは5月16日に決断日を延期しました。最後の期日10月13日を前に、SECはビットワイズのビットコインETFの提案を非許可とする判断を下しました。

ビットワイズのビットコインETFが非承認になった理由とは?

ビットワイズのビットコインETFが非許可になった具体的理由として、規制当局は、申請者が市場操作および違法行為の可能性に関して必要な要件を満たしていないと述べました。 SECは文章の中で以下のように説明しています。

委員会は、この提案された規則の変更を不承認とします。NYSE Arcaは、交換法および委員会の実施規則の下で、その提案が交換法セクション6(b)(5) 、特に、国家証券取引所の規則が「不正行為や不正行為を防止するように設計されている」という要件を満たしていません。

ビットワイズ「ビットコインETF承認はこれまでになく近い」

ビットワイズのマネージングディレクター兼グローバルリサーチヘッドであるMatt Hougan氏は、今回の決定日を前にして10月7日、CNBCのインタビューで次のように述べていました。「2年前と比較して仮想通貨業界が大きく変化している。規制そのものが存在しなかった環境から、カストディアンのFiloityやCoinBaseが登場したり、英国保険市場ロイズが介入したり、200万ドル以上のお金が流通したりする市場に拡大している。これ以上にビットコインETFが承認に最も近づいたケースだ。」

SEC判断へのビットワイズのコメント公開

10月9日、SECからのビットコインETF非承認に対し、ビットワイズからのコメントがリリースされています。Matt Hougan氏から代表コメントとして、SECの慎重なレビューに感謝し、案件に関する懸念を解消するべくSECと生産的に関与し続け、再度提出を試みますと記載されています。

ビットワイズの公式Twitterでは、今回のSECの判断を受けてこれからの課題についても4つの項目に分けて解説が投稿されました。気になる今後の方針「D.What will Bitwise do?/今後ビットワイズはどうする」については、「旅は続きます。私たちは、業界とその進歩に光を当てるデータと分析を提供するために、引き続きSECと連携することにコミットしています。現在、112ページに焦点が当てられています。適切な時期にファイルを再提出します。」と回答されています。

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