Propsトークンローンチ！米SEC認可でライブストリーミングYouNowにGOサイン！

ライブストリーミングYouNowを提供するPropsは7月11日、初の米証券取引委員会(SEC)認可のPropsトークンをローンチすると同社のMedium上で報告しました。

Propsトークンとは？

Propsトークンは、正式にReg A +を介した「SECが認定した最初の消費者向け暗号トークン」となりました。Reg A +とは、初期資金を求めている新興企業を収容することを目的とした新規公開株(IPO)を実施することに代わるものです。このトークンはEthereumブロックチェーンで発行されており、Propsプラットフォームは、アプリケーション用のブロックチェーンインフラストラクチャを抽象化して、Propsトークンを統合するためのプラグアンドプレイソリューションをアプリケーションに提供することができます。

ライブストリーミングYouNowでPropsトークン利用可能に

YouNowはビデオコンテンツストリーミングやビデオチャットが利用できるアメリカのライブストリーミングサービスです。2011年9月にローンチされたこのサービスは、現在4700万人の若者層のユーザーを確保し、投げ銭ができる機能が人気を博していました。認証を受けて、コンテンツの提供、コンテンツ作成者のサポート、およびアプリへの積極的な参加で、ユーザーがPropsトークンを獲得することができるようになります。 Propsを保持しているYouNowユーザーは、アプリ内ユーティリティ（アプリ内バーチャルギフトの割引やYouNowのアプリ内通貨の毎日の無料支給など）の恩恵を受け、Propsネットワーク全体で報酬を得ることができます。

Propsトークンは３つの新アプリに導入の予定

YouNowのPropsトークン採用を受けて、今後3つのアプリにトークンを導入する計画があります。ビデオコミュニティを運営する上場企業PeerStreamは、Propsの主力製品であるビデオチャットPaltalkと投げ銭機能付きビデオコミュニケーションシステムCamfrogへトークン導入を進める予定です。 1300万人のユーザーを擁するゲーム中心のコミュニティSplitmediaLabsは、Propsの最も人気のある製品、無料で誰もがコンテンツの発信とレコーディングができるXSplitに統合することを計画しています。

Propsトークンの使用に関する注意事項

Propsトークンの特徴や現在のユースケースによる注意事項は以下の内容です。

１．PropsトークンはICOプロジェクト対応ではなく、アプリの中でのみ獲得することが可能です。

２．現在トークンをリストに上場するための代替取引システム(ATS)の取り組み強化中だが、詳細は不明。

３．US以外のユーザーは、Propsトークンの獲得と取り扱いについてその国の規制に従う必要があります。

今回のSEC認証を受けてPropsは、正式にトークンローンチとアプリへの導入へ一歩前進したわけですが、前述の注釈にも記載のある通り、トークンはICOには対応されていません。チャットアプリYouNowは、証券取引委員会（SEC）、金融業界規制当局（FINRA）、またはその他の金融規制当局によるブローカーディーラーまたは投資顧問として登録、ライセンス、または監督されておらず、財務上の助言またはサービスを提供するためのライセンスは与えられていないことを明確に提示しています。

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