リップル社クロスボーダー決済を南米で拡大!ブラジルオフィスをローンチ!

クロスボーダー決済ソリューションの提供をするリップル社がブラジルにオフィスを構え、南米シェアを拡大するべく本格的事業を開始したと、6月11日リプル社のウェブサイトで報告しました。

リップル社ラテンアメリカへの進出

クロスボーダー決済のためのエンタープライズブロックチェーンソリューションのリーダー的存在であるリップル社は、南米での事業拡大のためブラジルにオフィスをローンチすることになりました。また戦略推進と地域での自社エコシステムを構築するために、テクニカル分野のエキスパートでありファイナンシャル部門にも精通したLuiz Antonio Sacco氏をマネージングディレクターとして今年3月に迎えています。

同社は6月11日から13日までの間、金融機関向け情報技術国際会議のCIAB Febrabanに出展し、金融機関や決済機関による国境を越えたグローバル決済が可能となるネットワーク「RippleNet」を展示します。既存の国際決済インフラストラクチャは断片化されており信頼性が低いため、銀行や企業にとって非効率的で時間とコストがかかっていました。決済完結までに要する時間は平均3〜5日で、内6%の失敗率があり、特に少額で大量の取引を処理する場合は費用が高くつきますが、 「RippleNet」を使用すると、顧客はこれらの課題を克服することができます。

リップル社「RippleNet」を使用するメリット

リップルネットは「xCurrent」「xRapid」「xVia」の3つのソフトウェアで形成されており、いずれも国際送金の円滑化のために効果的なソリューションです。最も特徴的な4つの要素についてリップル社もそのメリットを強調しています。

●スピード:決済完了は数日ではなく、数秒で完結する

●確実性:料金、支払い状況、顧客情報に対するエンドツーエンドの可視性

●コスト:国境を越えたクロスボーダー決済の資本証明が不要

●アクセス:異なるネットワーク同士をつなぐ基本ルール設定

リップル社「RippleNet」が実用されている南米の3機関

今年1月までに同社は200件もの顧客獲得に成功し、決済ソリューションは、Santander Brasil、BeeTech Global、Banco Rendimentoなどの金融会社を含むブラジルの3つの機関によってすでに採用されています。

●Santander Brazil(サンタンデールブラジル):サンタンデールは、900万を超える顧客を抱えるブラジル最大の商業銀行の1つ。

●BeeTech(ビーテック): BeeTech Globalは、世界中で15万人以上の顧客に国際決済サービスを提供しており、新しいテクノロジーの採用によって、迅速で信頼性があり低価格の国際決済を実現しています。同社は「RippleNet」を起用したことで、決済手数料を20ドルから2ドルに引き下げることができています。

●Banco Rendimento(バンコレンディメント):ブラジルの国際決済分野における先駆者で、「RippleNet」導入で、顧客により早く、安全で低価格による資金送金を実現することが可能になりました。

大学ブロックチェーン研究のイニシアチブ

ブラジルでのリップル社の事業は、金融機関にソフトウェアソリューションを提供することだけではありません。University Blockchain Research Initiative(UBRI)を立ち上げ、学術研究、技術開発、ブロックチェーンの革新、仮想通貨、デジタル決済促進の支援を目指しています。

サンパウロ大学やFundação Getulio Vargas(ジェトゥリオ・ヴァルガス財団)など、大学教授連や専門分野人材と連携をとり、研究機関へのリソースを提供することで、法学、ビジネス、工学などの多方面分野にわたる学術および技術開発を支援しく考えです。

 

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