
イーサリアム(ETH)プラットフォーム人気好調!ETH強気市場?
イーサリアム(ETH) は6月に入り好調な基本指標を示しており、1日のトークンセールスからトランザクション数に至るまで最高値に近づく勢いで成長を続けています。
ETHのチェーン上の指標が好調
ETHのMarket Capでみる時価総額は、2番目の25億18万ドル(約2734億5700万円)で、過去24時間で45億7700万ドル(約4970億6700万円)が取引されています。現在の直物価格は、2018年1月の史上最高値から比較すると85%下回る価値です。
Etherscanの価格分析データによると、1日当たりのチェーン取引数は、先週910,000件に達しています。1日あたりの平均取引額で見ると、2月の年間最低値388ドル(約4万2000円)から1000ドル(約10万8600円)近くまで大幅に増加し、手数料の軽減につながっているようです。平均取引手数料は現在0.17ドル前後で、2018年の最高潮の時期よりも低価格になりました。12月の安値以来、仮想通貨価値は190%上昇し、他の通貨と比べると健全な回復力を見せているようです。
参照:etherscan.io
ETHは強気市場へ?アクティブアドレスも快調!
Etherscanのデータによると、ETHの月間アクティブアドレス数は9か月の最高値に達しました。月間平均アクティブアドレス(MAA)は、2月の年間最低値19万2000から31万近くまで上昇しています。
※アクティブアドレス:過去24時間で行われた取引を表す数字。
CoinScheduleのグラフによると、6月5日までの調べで今年ICOが減少していることが分かります。133のICOが約23億ドル(約2498億3700万円)を調達しており、 2018年1月だけで調達された21億5000万ドル(約2335億4300万円)と比較すると、ICO市場が大幅に減速したことになります。これはトーケンに関する規制の不透明さが招いた現象という見方が強いようです。
ICO資金減少はDapps使用量減少へも影響!これからのETH価格は?
DappRadarのデータによると、1508件のETH dAppのほぼ87%が過去7日間でユーザー数がゼロになったとしています。また、ETHは手数料のかからないEOS(EOS)やTron(TRX)よりもユーザーや取引が少ないことも分かりました。この1年間で、約1000人の開発者が200のGitHubリポジトリで累積2万8000のコミットをETHプロジェクトに貢献しました。多くのコミットが必ずしも開発進歩の証明ではありませんが、ハイレベルの開発者の活動はプラットフォームへ信頼性を強調することができます。現在弱気のETH / USDペアですが今後も価格はまだ上下すると考えられ、前述で解説の指標は2019年の着実な成長を示していると言えるでしょう。6月11日現時点のETH価格は、247.49ドル(約2万6800円)を示しています。