サイドチェーンとは?

サイドチェーンとは、Blockstream(カナダ)という会社が、2014年に提唱して出てきたテクノロジーです。

サイドチェーンが開発された理由として、ビットコインブロックチェーンの下記のような問題点を解決するという目的があります。

スケーラビリティ問題

ビットコインの場合、送金処理をリクエストして、マイナーによるマイニングが完了し、ブロックが生成され着金するまで、およそ10分必要とされます。

しかし、ビットコイン以降誕生した仮想通貨では、様々な改良がなされており、数秒程度で処理が完了するものもあります。

拡張機能がない

ビットコインには、イーサリアムにあるようなスマートコントラクト機能などの、プログラムを実装することができません。

サイドチェーンの仕組みとメリット

メインのブロックチェーンとは別に、オフラインでサブのブロックチェーンを用意します。

このように並列で処理を行なうことによって、ブロック承認の時間を短縮したり、送金手数料を軽減することが可能となったり、スマートコントラクトのような機能を追加することが出来る様になります。

ビットコインのライトニングネットワークもサイドチェーンの一種で、やはりBlockstreamが開発した技術です。

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