scam(スキャム)とは

scam(スキャム)とは、直訳すると「詐欺・だます」の意味になります。

仮想通貨の世界で一番多いscamと言えば、最初に思い浮かぶものとしてICOがあります。

ICO

ICOはinitial coin offeringの略で、事業者が新しい通貨を開発するための資金を、トークンを発行し投資家に購入してもらうことで用意する仕組みです。

事業者は、ホワイトペーパーという、開発に関する仕様や技術的な説明、スケジュールや将来性などを記載したものを発表します。

投資家は、そのホワイトペーパーを見て、このプロジェクトに投資をする価値があるかどうか判断を下します。

ホワイトペーパーに書かれていることは、実際に実現できそうなものなのか、それとも単なる夢物語になってしまうのか・・・。

なかなか判断は難しいと思います。

このプロジェクト・通貨はscamなのか・・・。

実際に、数千ともいわれる仮想通貨がありますが、過去のICOの中でかなりの割合がscamと言われました。

ホワイトペーパーには、実現すれば素晴らしい通貨になるように書かれてはいますが、運営者たちはICOでお金を集めることだけが目的ですから、ICOが完了したら、実際にはその資金で開発は行わず、もしくは少しだけ開発し、あとは持ち逃げするだけです。

詐欺だ!と追及しても、開発しようとしたけど、残念ながらできなかったなどと言い訳し、投資した貴重なお金も戻ってはきません。

このように、scamと言われるICOが世界的に流行し、各国はICOの規制を行ないました。

そんな中、仮想通貨取引所が実施するIEO(Initial Exchange Offering)というものが考えられました。

ICOからIEOへ

ICOでは、取引所に上場するかどうかもわからない時点で、投資を行なわなければなりませんでしたが、IEOはプロジェクトを取引所が精査しますし、投資後にその取引所に上場することが決まっているので、ICOに比べるとリスクは軽減されます。

取引所に上場されなければ、購入した通貨を売ることができませんから・・・。

2019年に入り、バイナンス(Binance)をはじめ、各取引所がIEOを実施し始めました。

但し、信頼性の乏しい取引所が行なうIEOなど、今後どのようになっていくのかわからず、お金を投資する以上、細心の注意が必要であることに違いはありません。

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