新ブロックチェーン協会「INATBA」発足!リップル、SWIFT、IBM など100以上の企業参画

EUの政策執行機関である欧州委員会は4月3日、 International Association of Trusted Blockchain Applications (INATBA) ブロックチェーン国際標準化組織の設立を公表しました。

100以上の企業らで構築されるブロックチェーン国際標準組織「INATBA」

ブロックチェーンの国際標準組織として発足した「INATBA」は、ヨーロッパにおけるブロックチェーン技術の社会的促進を向上するために設立されました。参画した企業は100以上に渡り、米リップル社をはじめとしてブロックチェーンアプリケーション開発企業ConsenSys(コンセンシス)、世界最大のコンサルティング企業Accenture(アクセンチュア)、ブロックチェーン企業R3、ITジャイアント企業IBMなどの各界の大企業が参画しました。また欧州経済協力機構(OEEC)、気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)、ユニセフなどの国際機関も関与し諮問機関委員会に名を連ねています。

欧州連合(EU)、ブロックチェーン技術推進グループへの取り組み

「INATBA」の設立計画は昨年から段階的に進められており昨年12月、ヨーロッパ諸国の7か国マルタ、フランス、キプロス、イタリア、ギリシャ、スペイン、がブロックチェーン技術推進に関する宣言に署名をしました。ECによると、ノルウェーとリヒテンシュタインを含む26の加盟国は、クロスボーダーデジタル公共サービス提供を支援する欧州ブロックチェーンサービス基盤(EBSI)の構築に協力するために欧州ブロックチェーンパートナーシップ(EBP)を締結したことが明らかにされています。

「INATBA」の目指す3つの目標

ECによって取りまとめられた「INATBA」の取り組みには3つの目標が掲げられています。

  1. ユーザー中心のデジタルサービス強化のため、相互運用性ガイドラインと世界標準をサポートし、透明かつ包括的なマルチステークホルダー協力の方法を支持すること。
  2. ブロックチェーン技術、分散元帳技術(DLT)のインフラストラクチャとアプリケーションに対し、透明性が高く包括的なガバナンスモデルを推進すること。
  3. ブロックチェーン技術や分散型台帳技術(DLT)開発に対し、規制公的機関及び規制当局との建設的な見解の維持を図ること。
RippleリップルCEO、「INATBA」参加への意欲を語る

今回の「INATBA」への参画についてリップルのCEOであるBrad Garlinghouse氏は、リップルがINATBAのメンバーに加わることができることを光栄に感じ、ブロックチェーン技術の局面を迎え、EUと共にテクノロジー促進に尽力していきたい、と抱負を語っています。主要な仮想通貨業界関係者の参加と多くの国際機関の支援によって、EUの形成するイニシアチブはブロックチェーン技術の促進に効果をもたらすことが期待されています。機関投資者や金融関係者においてもブッロクチェーンのユースケースを確立するための取り組みとして一歩前進したと考えられそうです。

 

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